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サービスプロバイダーを選ぶためのより優れた方法: Internet Insights プロバイダー インテリジェンス

投稿者 Jonathan Zarkower
| | 2 分

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概要

迷わず適切な ISP を選択しましょう。ThousandEyes Internet Insights プロバイダー インテリジェンスを使用すれば、サービスプロバイダーのパフォーマンスを評価して、デジタル体験を最適化できます。


3 人の IT プロフェッショナルに「ThousandEyes Internet Insights」と伝えて思い浮かぶものを尋ねたら、それぞれが別々の答えを返すかもしれません。考えられる答えの一つは、 インターネット障害マップです。これは、インターネット障害を継続的に追跡し、グローバルなインターネットの正常性をリアルタイムで可視化するものです。あるいは、人気の インターネット&クラウド インテリジェンス ブログだと答えるかもしれません。このブログには、長年にわたり、主要なインターネット障害に関する記事が掲載されています。また、グローバルな障害がエンドユーザーのデジタル体験に与える影響を把握する方法として、Internet Insights が挙がる可能性もあります。

シスコが提供する、インターネットパフォーマンスの詳細かつ広範な可視化は、数十億もの測定値に基づいています。これらの測定値は、世界中の何千もの監視ポイントから継続的に開始されるテストからグローバルプラットフォームで毎日取得および収集されるものです。データはアルゴリズムによって関連付けられ、マップ、パスの可視化、図、ダッシュボード、表を通じて視覚的に表示されます。私たちはこれを「集合知」と呼んでいます。これは Cisco ThousandEyes の基盤であり、従来のネットワークやアプリケーションのモニタリングと一線を画すものです。

これまで Internet Insights では、障害の検出と把握に限定して集合知のデータセットを使用していました。このたび発表する Internet Insights プロバイダーインテリジェンスは、そうしたデータを、インターネット サービス プロバイダー(ISP)とピアリング パートナーの発見、比較、評価、選択といったさまざまなユースケースに拡張する Internet Insights の新機能です。

不確実性のコスト

サービスプロバイダーを選択する際、現状には隠れたリスクが伴います。ネットワークチームが新しい場所のプロバイダーを選択する必要がある場合、まず、その場所でサービスを提供するプロバイダーを特定しなければなりません。さまざまな場所の状況を把握するだけで、時間がかかり、複雑になってしまう可能性があります。たとえば、ネットワークアーキテクトが、ある場所でサービスを提供するプロバイダーが、別の場所では提供していないことを知るにはどうすればよいのでしょうか。

対象となるプロバイダーが特定されると、情報に基づいた選択を行うために必要なデータを収集して分析するのに数ヵ月かかる場合があります。このことは、プロジェクトの期限が厳しい場合は問題になる可能性があります。模擬テストを使用して、基準を確立し、パフォーマンスデータを収集することはできます。しかし、複数のプロバイダーに対してこれらのテストを展開して実行するには時間がかかります。この目的で提供されるオンラインツールは、通常、ラストマイルでのスループットや速度のみに基づいており、必ずしも、経時的なパフォーマンスに対する信頼性の高い指標であるとは限りません。また、一般化されたデータに基づいており、個々の組織や使用されるアプリケーションに固有の要件は考慮されません。

その結果、チームは的外れになりがちな「直感的」判断に戻らざるを得なくなることがよくあります。これもまた、高くつく可能性があります。非科学的に選択されたプロバイダーのパフォーマンスが振るわなかったり、サービスの問題や障害が継続したりしてビジネス成果に悪影響が及ぶ場合は特にそうです。

私たちはお客様から、不完全、不正確、または偏ったデータや、スプレッドシートにまとめられた数ヵ月にわたる模擬テスト結果、オンラインネットワーキングやインターネットに特化したコミュニティやソーシャルチャネルで収集した意見に頼らざるを得なくなっているということをお聞きしています。つまり、お客様はサービスプロバイダーを選択するためのより優れた方法を探しているのです。お客様の経験に耳を傾け、シスコのデータを活用して代替策を提供する方法を見つけ出すことで、プロバイダー インテリジェンスが生まれました。

新しいアプローチ: データ主導、包括的、超高速

プロバイダー インテリジェンスは、ThousandEyes の集合知から始まります。Internet Insights がグローバルな障害を検出するために使用するのと同じデータセットを活用しますが、障害の検出と対応ではなく、コストとデジタル体験の最適化に重点を置いた、能動的な「シフトレフト」のユースケースを実現します。

シスコのプラットフォームからのデータを活用することで、企業は特定の地域の複数のネットワークプロバイダーを並べて評価できます。エージェントをインストールしたり、設定と管理のためのテストを行ったりする必要はありません。プロバイダー インテリジェンスは簡単に言えば、プロバイダーの特定、評価、選択の際に問題となっている課題そのものに対処するために構築されています。プロバイダー インテリジェンスは次のものを提供します。

  • シンプルで直感的なワークフロー: プロバイダー インテリジェンスを使用した検索は、数分で開始できます。タイムフレームと結果の計算方法を選択してクエリを作成するだけです。次に、検索に関連する場所、アプリケーション、クラウドリージョンを選択します。最後に、スコア計算に使用する評価指標を重要度の高い順に並べ替えます。完了したら、[プロバイダーを検索する(Explore Providers)] をクリックします。集合知の力によって生成された、総合スコアによってランク付けされたプロバイダーのリストが数秒以内に表示されます。

プロバイダー インテリジェンスは、シンプルなクエリベースのワークフローに基づいています。
図 1.  プロバイダー インテリジェンスは、シンプルなクエリベースのワークフローに基づいている 
  • 履歴の深さを即座に利用可能: プロバイダー インテリジェンスでは、最大 6 ヵ月間の履歴データにアクセスできます。これにより即座にトレンド分析が可能になり、1 つのスナップショットに頼ったり、数ヵ月かけてスプレッドシートを作成したりすることなく、プロバイダーの経時的なパフォーマンスを把握することができます。

  • 客観的なパフォーマンススコアプロバイダー インテリジェンスは、きめ細かい指標セット(エンドツーエンドの遅延、パケット損失、ジッター、最初のバイトまでの時間)に基づいて計算し、スループットだけでなく、経時的な一貫性も評価します。集約スコアリングシステムにより、これらの指標がビジネスにおける特定の優先事項に基づいて単一のわかりやすいスコアに組み合わせられるため、意思決定がシンプルになります。結果パネルには、選択したタイムフレーム内にプロバイダーで発生した障害の件数も表示されるため、評価の参考になります。

  • アプリケーションとネットワークの相関関係: プロバイダー インテリジェンスは、未加工の指標だけでなく、特定の SaaS アプリケーションやクラウドリージョンに対するパフォーマンスについても、独自の方法でプロバイダーを比較します。これにより、最も使用しているアプリケーションの実際の要件に合わせてサービスプロバイダーを選択できます。

[時系列(Time Series)] ビューでは、特定のアプリケーションにおける ISP のパフォーマンスを比較可能
図 2.  [時系列(Time Series)] ビューでは、特定のアプリケーションにおける ISP のパフォーマンスを比較可能
  • 安定性の指標: 重要なものはパフォーマンスだけではありません。プロバイダー インテリジェンスは、安定性スコアを通じて、経時的なサービスの一貫性を定量化します。これは、たとえば、遅延やジッターの影響を受けやすいアプリケーション(音声やビデオなど)に不向きなプロバイダーを避けるうえで役立ちます。

  • レポート生成: 主要な関係者に情報を提供し続け、常に最新情報を把握してもらうことは、きわめて重要です。プロバイダー インテリジェンスでは、検索結果から上位 5 社のパフォーマーを選択し、レポートを生成して共有できます。また、以前の検索も一目で確認できるため、検索を再作成する必要がありません。

  • その他のユースケース: 地域の ISP の選択に加え、プロバイダー インテリジェンスを活用することで、ユーザーへのアプリケーション配信に最適なピアリングパートナーを特定し、評価することができます。また、必要なデータをすぐに利用できるため、既存のプロバイダーとの SLA パフォーマンスの交渉や評価にも活用できます。

プロバイダー インテリジェンスの最大の利点は、Internet Insights をすでに導入している場合は、プロバイダー インテリジェンスも導入済みであることです。ThousandEyes で Internet Insights に移動して、プロバイダー インテリジェンスを選択するだけで使用できます。条件は一切ありません。

すべてを 1 つに

たとえば、あるグローバル企業が、インターネットの状況をよく把握していない都市やその近辺に新たに小売拠点を開設しようとしているとします。ネットワークアーキテクトは、プロバイダー インテリジェンスを使用して、地域や特定のビジネスアプリケーション別にフィルタリングできます。直近 6 ヵ月間のローカル ISP を並べて比較すると、数回のクリックで、あるプロバイダーは最も低遅延であるもののパケット損失が高く、アプリケーションの応答品質も低いことがわかります。その後、アーキテクトは主要な意思決定者の支持を得て、安定性とパフォーマンスのバランスがより優れたプロバイダーを選択し、ストアのスムーズな立ち上げとエンドユーザー体験の最適化をサポートできます。

プロバイダー インテリジェンスによって、偏りのある主張や手動のスプレッドシートから、データに基づく客観的で自動化された評価へとアプローチが変わります。それによってチームは、コストが最適化された、よりレジリエントで高性能なネットワークを構築できるようになります。プロバイダー インテリジェンスは新しいサイトの価値実現までの時間を短縮するとともに、サービスプロバイダーとの交渉における客観的なツールとして機能します。

しかし、プロバイダー インテリジェンスは単なるツールではありません。組織がネットワークやインフラストラクチャに関する意思決定を行う方法を転換するものであり、推測ではなくデータを活用し、一般化された比較ではなく組織の優先事項や好みに基づいて決定できるようにします。プロバイダー インテリジェンスの「購入前に知っておくべき」というアプローチにより、ネットワークについて、ネットワークがサポートするアプリケーションと同じくらい堅牢な意思決定ができるようになります。

Internet Insights をご利用でない場合、プロバイダー インテリジェンスの詳細や実際の動作を確認するには、無料トライアルをご利用ください。

こちらのチュートリアルビデオでも、実際に機能をご確認いただけます。


プロバイダー インテリジェンスが提供するパフォーマンス指標は、集約された履歴データに基づいており、情報提供のみを目的としています。シスコは特定のネットワークパフォーマンスやサービスレベルを保証していません。

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